
こんにちは。「畑とジャムと。」の内田朱美恵(うちだすみえ)です。
私は幼い頃からぶどうが大好きでした。藤岡に移住してから、念願だったぶどうの栽培をスタート。初めて植えたのはピオーネ。そこから毎年、少しずつ品種を増やし、今ではピオーネ・巨峰・シャインマスカット・クイーンルージュ・藤稔(ふじみのり)の5品種を育てています。
夏のぶどう畑では、収穫前の大切な手仕事があります。
それが「摘果(てきか)」と「ジベレリン処理」です。
✂️ 摘果(てきか)とは?
摘果とは、ひと房の中の実を減らす作業のこと。
あえて実を間引くことで、
一粒ひと粒を大きく甘く育てる
風通しを良くして病気を予防する
房の形を整え、美しい仕上がりに
といった品質向上につながります。
摘果は何段階かに分けて行いますが、今回は最終段階の仕上げ摘果を行いました。
「このぶどうがどんなふうに育ってくれるかな…?」と、房の未来を思い浮かべながら、最適な環境に整えていく作業です。

💧ジベレリン処理にチャレンジ!
ジベレリン処理とは、種をなくし、実を大きく育てるための作業です。
通常は以下のように2回行います:
1回目:開花直後のぶどうに行う
2回目:1回目から2~3週間後に行う(品種や生育状況による)
今年は私たちも、プロの真似ごとながらジベレリン処理に挑戦してみました。
慣れない作業にドキドキしながらも、ひと房ひと房に丁寧に薬液をつけていきました。
処理後は、ぶどうに袋かけをして虫や雨から守ります。

🍀 ぶどう仕事、ひと段落
このジベレリン処理と袋かけで、今年のぶどう作業は完了です。
これからは、太陽の力と自然にまかせて、ゆっくりと色づいていくぶどうを見守る日々。
無事に美味しく育ってくれることを願っています。

🍇 シャインマスカットでジャムを作りたい!
実は今年、シャインマスカットのジャム作りにもチャレンジしたいと考えています。
旬の果物で作るジャムは、フレッシュな香りと風味が格別。
また収穫の様子や、ジャム作りの過程もご報告しますね!
それではまた、畑だよりでお会いしましょう🌿

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