「ジャム」と聞くと、甘いイメージが先に立つかもしれません。
果物の自然な甘さとお砂糖をじっくり煮詰めて作る、どこか懐かしい味。
でも、実は――
おいしいジャムには“塩”が欠かせないということをご存知でしょうか?

🍑素材のうまみを引き出す“隠し味”
ジャム作りの途中でほんの少し加える「塩」。
このひとつまみが、果物の持つ甘みや香り、酸味をグッと引き立ててくれるのです。
これはお味噌汁やスープにおける「だし」のような存在。
前に出すぎず、でも無いと物足りない。
そんな名脇役が、塩の役割です。

🧂なぜ塩を入れるの?
塩には味覚のバランスを整える力があります。
甘さが際立ちすぎるのを防ぎ、果物のフレッシュな風味やコクを残しつつ、全体の輪郭をシャープにしてくれる。
例えば、少し酸味が強い柑橘系のジャムには塩がよく合います。
トマトやにんじんを使った“野菜ジャム”にも塩は欠かせません。
🍓「塩」は安心の証でもある
「畑とジャムと。」のジャムには、精製されていない自然塩をほんのひとつまみだけ加えています。
素材が主役のジャムだからこそ、
添加物や香料ではなく、自然由来の方法でおいしさを引き出したい。
そんな思いで、塩を選び、量を調整し、
丁寧に、丁寧に、味をととのえています。

🌿“甘い”だけじゃない、心地よい“余韻”を。
私たちのジャムは、甘さよりも素材の豊かさを感じてほしいと願っています。
そのために、ほんの少しの塩がとても大切。
たったひとつまみで変わるジャムの世界。
ぜひ、味わってみてください。
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