お盆の定番はやっぱり天ぷら!祖母から母へ受け継ぐ我が家の夏の味
こんにちは。「畑とジャムと。」の内田朱美恵(うちだ すみえ)です。
8月もあっという間にお盆の季節になりました。私にとってお盆は、夏のメインイベントのひとつです。父の仕事の都合で、毎年お盆は必ず母の実家で過ごしてきました。
祖母がご先祖様を迎えるために、朝から台所で準備をする姿は、今も鮮やかに記憶に残っています。お花やお供え、そして料理。家の中は、お盆ならではの特別な空気に包まれていました。祖母が亡くなった後は、母がその伝統を大切に守っています。
我が家のお盆は天ぷらから
そして我が家では、お盆初日の晩ごはんは必ず天ぷら! 理由は正直よくわかりませんが、子どもの頃から「お盆=天ぷら」が当たり前の習慣でした。祖母はたくさんのご先祖様に3食の食事を用意し、その中でも天ぷらは特別な一皿でした。
母は「揚げ物職人」と呼びたくなるほどの腕前で、特に天ぷらは絶品。旬の野菜をカラッと揚げて、香ばしい香りとサクサクの衣が食欲をそそります。今回は、そのお盆の天ぷら作りの様子をご紹介します。
我が家のお盆天ぷらの具材

- さつまいも
- なす
- ししとう
- 舞茸
- 大葉
- ピーマン
- カニカマ(彩り用)
天ぷら作りの流れ
1. 野菜の下ごしらえ
新鮮な野菜を洗い、食べやすい大きさにカットします。
2. 衣づくり
冷水と薄力粉でサックリと混ぜ、粘りが出ないよう注意します。
3. 揚げる

4. 盛り付け

揚げたてを家族で


食卓には、大皿に盛られた天ぷらのほか、冷奴や煮物、お漬物などが並びます。揚げたてのサクサク感と、野菜の甘み、そしてお盆ならではの特別感。これこそ、我が家の夏の味です。
祖母から母、そして私へと受け継がれる「お盆の天ぷら」。この習慣は、これからも大切に続けていきたいと思います。
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