🌿 「畑とジャムと。」流・ジャム作りの哲学とこだわり

畑で採れた大小さまざまで傷もあるりんごたちと銅鍋。無添加で作るジャムの世界観を伝える写真 ジャム作り

こんにちは!「畑とジャムと。」の内田朱美恵(うちだすみえ)です。

「畑とジャムと。」のジャムは、自然への感謝を瓶にとじこめる小さな手仕事。畑で実った果実を、最後の一口まで無駄なく、やさしく、おいしく。

私の原点 ── ジャム作りは「自然への感謝」を形に

ジャムは単なる保存食ではありません。熟れすぎや不揃いなど、売り場では出会いにくい果実にも、その果実だけの美しさと物語があります。私はそれを最後まで美味しく食べてあげたい。この想いが「畑とジャムと。」の出発点です。

「添加物ゼロ」の理由

私が作るジャムは保存料やゲル化剤を加えません。家族に安心して食べてもらえるものを作りたいから。旬の果物そのものの香りと甘さを大切に、少量の砂糖だけで自然に仕上げます。

果物ごとの個性を引き出す

  • いちご:鮮やかな赤を生かすためグラニュー糖を基本に。色と香りをクリアに。
  • ブルーベリー/プルーン:深い色と味に合わせ、きび砂糖やてんさい糖でコクをほんの少し。

果物ごとに「どの砂糖が合うか」「どんな煮方がいいか」を考え、一番輝く姿を見つけていく――それはまるで果物との対話。ジャム作りで一番好きな時間です。

環境と生き物へのやさしさ

2年前から養蜂にも挑戦しました。ミツバチが受粉を手伝ってくれると、実りはより豊かになります。ある日、群れは分蜂して新しい住処へ旅立ちましたが、そんな出来事も含めて自然のリズムの中で暮らすことの尊さを教えてくれます。畑のいのちと向き合い、感謝を忘れないこと。それが私の台所の基準です。

「畑とジャムと。」の3つの約束

  1. 添加物ゼロ:保存料・ゲル化剤は使わず、果物の力を生かします。
  2. 旬と地元を優先:自家製・地元の果物を中心に、完熟の恵みを選びます。
  3. 無駄にしない:皮・芯・ワタも活用。自然を大切に、台所からできる環境配慮を。

よくある質問(FAQ)

Q. 市販ペクチンは使いますか?

A. 使いません。果物やレモンにもともとあるペクチンを上手に引き出して、とろみをつけます。

Q. 砂糖はどのくらい入れますか?

A. 果物や用途によって調整します。長めの保存は55〜60%、冷蔵短期なら35〜45%が目安です。

Q. 保存期間は?

A. 未開封で冷暗所保存(高加糖)/開封後は冷蔵で早めに。低糖仕立ては冷蔵2週間目安・小瓶推奨です。


このジャムを手に取るあなたへ

「自然からの恵みを無駄にせずいただく」「体にやさしいシンプルな食べ物を大切にする」「果物や動物、環境への感謝を忘れない」。この三つの想いを瓶に込めて、一つひとつお届けします。

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