📚 ジャム実験シリーズ総集編 砂糖・甘味料・砂糖の量・調理法でこんなに変わる!

ジャム作り

こんにちは!「畑とジャムと。」の内田朱美恵(うちだすみえ)です。

はじめに

「ジャムって砂糖を変えるとどうなるの?」
「甘味料や作り方で味に違いは出るの?」

そんな疑問を解決するために始めたのが、この 「ジャム実験シリーズ」 です。

同じフルーツ(冷凍ミックスベリー)を使い、

  • 砂糖の種類
  • 甘味料
  • 砂糖の量
  • 調理法

を変えて比較実験してみました。

この記事ではシリーズ全体を振り返り、結果をまとめてご紹介します。

第1回:砂糖の種類でジャムを作ってみた!

【グラニュー糖・白砂糖・三温糖・きび砂糖・てんさい糖】

  • グラニュー糖 → 鮮やかな色、バランスの取れた味わい
  • 白砂糖 → バランス型、万能
  • 三温糖 → コクあり、しっかりとした甘さ
  • きび砂糖 → 甘さ控えめ、大人味
  • てんさい糖 → すっきりとした甘さ、ヘルシー志向

👉 第1回の詳しい実験を見る

第2回:甘味料でジャムを作ってみた!

【アガベ・はちみつ・メープル】

  • アガベ → フルーツ感を残したい人向け
  • はちみつ → 自然なコクと華やかさを楽しみたい人に
    ※ただし「1歳未満の赤ちゃんには与えない」点に注意!
  • メープル → 甘党さんや濃厚な味わいが好きな人に

👉 第2回の詳しい実験を見る

第3回:砂糖の量を変えてジャムを作ってみた!

【高糖度 vs 低糖度】

  • 高糖度(砂糖60%) → 甘さ濃厚、保存性◎、王道のジャム
  • 低糖度(砂糖20%) → 酸味が際立ち、ソースのような軽さ

👉 第3回の詳しい実験を見る

第4回:同じフルーツ、違う調理法でジャムを作ってみた!

【長時間煮 vs サッと煮】

  • 長時間煮(15〜20分) → 濃厚で甘く、酸味も感じられるバランスの取れたジャム。保存性◎
  • サッと煮(5〜6分) → 甘さ重視、短期保存向き

👉 第4回の詳しい実験を見る

総合比較表(まとめ)

実験テーマパターン色の仕上がり味の印象保存性
砂糖の種類グラニュー糖深い赤紫バランス型
白砂糖赤紫ベーシック型
三温糖濃い赤紫濃厚
きび砂糖深い赤紫甘さ控えめ
てんさい糖深い赤紫すっきり
甘味料アガベ赤紫すっきり△(短め)
はちみつ赤紫コク・香りあり△(短め)
メープル紫が濃い深みのある甘さ△(短め)
砂糖の量高糖度60%鮮やか透明感濃厚で甘い◎(1〜2週間)
低糖度20%やや濁り酸味が際立つ△(2〜3日)
調理法長時間煮赤紫で透明感甘さと酸味のバランス◎(1〜2週間)
サッと煮茶色がかった赤紫甘さ強め△(3〜4日)

感想とまとめ

実験を通して改めて感じたのは、ジャムはシンプルなのに奥深い ということ。

  • 砂糖の種類 → 色や風味が変わる
  • 甘味料 → 個性が強く、保存性は短め
  • 砂糖の量 → 甘さと保存性のバランスを左右する
  • 調理法 → フルーツ感を残すか、濃厚に仕上げるか

同じフルーツでも、条件次第でまったく違う仕上がりになるのが面白いところです。

今後の予定

今後はこんな実験もしてみたいと思います。

  • 生フルーツ vs 冷凍フルーツ
  • フルーツごと(イチゴ、ブルーベリー、桃、柑橘など)の比較
  • 砂糖+甘味料の「ブレンド」でのジャム作り

👉 ぜひ次回もお楽しみに!

コメント

タイトルとURLをコピーしました