私のもの選びシリーズ①好きなものと長く付き合う暮らし|MAXMARAのコート

私のもの選び

こんにちは!「畑とジャムと。」の内田朱美恵(うちだすみえ)です。

「好きなものと長く付き合う」――これは、私の暮らしの根っこにある考え方です。
畑で育てた果物をジャムにして最後まで美味しくいただくように、服や道具も大切に手をかけながら長く付き合いたいと思っています。

運命を感じた一着

5年以上前、自分の誕生日にプレゼントとして選んだMAXMARAのコート。
偶然にもこのコートは、私の生まれ年である1981年に誕生したデザインでした。
「これは出会うべくして出会った服だ」と感じて、迷わず手に取ったのを覚えています。

やさしいベージュの色味は、今でも私の心を和ませてくれます。
そして「80歳になっても着続けたい」と思えるほど、私にとって特別な一着になりました。

服から教わったこと

アパレルの仕事をしていた頃から、服はただの「流行」ではなく「自分の好き」に重きを置いて選んできました。
触れるうちに自然と素材を見る目が養われ、服のケア方法も身につきました。
たとえばカシミアのニット。毛玉になりやすいけれど、丁寧に手入れをすれば10年以上着られるタフな素材です。
「ものはケアすれば長く付き合える」という実感は、今の私の暮らしのもの選びすべてに通じています。

服と暮らしのつながり

クローゼットに眠る一着一着には、それぞれの思い出があります。
雪の降るNY着てに行ったときのコート、春に着るのが待ち遠しくなるほど大好きなトレンチ。
袖を通すたび、その時の空気や気持ちがよみがえり、暮らしを彩る小さな物語となっているのです。

服を選ぶときも、畑で育てた果物をジャムにするときも、共通して大切にしているのは「無駄にせず、愛おしく、長く付き合う」ということ。
それは私にとって、暮らしそのものを形づくる大切な選び方です。

おわりに

「好きなものと長く付き合う暮らし」。
それは、ジャム作りにも通じる私のもの選びの基本です。
服もジャムも、日々の積み重ねを大切にしていくことで、暮らしはやさしく豊かになっていくのだと思います。

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