失敗しない!ブドウの美味しい選び方と見分け方|旬や保存方法も解説
こんにちは。「畑とジャムと。」の内田朱美恵(うちだ すみえ)です。
秋はブドウの美味しい季節。スーパーや直売所にはシャインマスカット、巨峰、ピオーネなど、色とりどりのブドウが並びます。でも、並んだ中から「甘くて新鮮なブドウ」を選ぶのは意外と難しいものです。
今回は、農家直伝の美味しいブドウの選び方と、買った後の保存方法をご紹介します。
ブドウが美味しい旬の時期
ブドウは品種ごとに旬が異なりますが、糖度が高く風味が最も豊かになるのは旬の時期です。
- シャインマスカット … 8〜10月
- 巨峰 … 8〜9月
- ピオーネ … 8〜10月
- デラウェア … 7〜8月

美味しいブドウの見分け方
1. 軸(房の色)を見る
新鮮なブドウは軸が青々しています。軸が茶色く乾いている場合は、収穫から日が経っているサインです。
2. 粒の表面の白い粉(ブルーム)
ブルームはブドウが自ら出す天然の保護膜。新鮮な証拠で、鮮度が高いほどしっかり付いています。
3. 粒のハリと大きさ
皮にハリがあり、ふっくらしている粒を選びます。しぼんだ粒が混ざっていないかも確認しましょう。
4. 色づき
品種ごとの完熟色を覚えておくと便利です(巨峰は濃い紫、マスカットは黄緑寄り)。

品種別の選び方のコツ
- シャインマスカット:黄緑色が濃く、透明感のある粒。軸が青い。
- 巨峰:全体が濃い紫でブルームがしっかり付いている。
- ピオーネ:黒に近い紫色で粒が均一。
- デラウェア:赤紫色が鮮やかで、ふっくらした粒。

ブドウの保存方法
冷蔵保存:房ごとポリ袋に入れて野菜室で保存。1週間以内に食べ切るのが理想です。
冷凍保存:粒を房から外して洗い、水気を拭いてから保存袋に入れて冷凍。凍ったままデザートやスムージーに。

まとめ
- 軸の色・ブルーム・粒のハリが新鮮さのサイン
- 品種ごとの完熟色を覚えると失敗しない
- 保存は冷蔵と冷凍を使い分ける
旬のブドウを見分けるコツを覚えて、今年の秋も甘くて美味しい一房を選んでみてください。
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