こんにちは!
「畑とジャムと。」の内田朱美恵(うちだすみえ)です。
畑でレモンがたわわに実る季節になると、うれしさと同時に
「この香りを長く楽しめたらいいのに」
と思うことがあります。
レモンは、香りも果汁も鮮度が命。
でも、保存食にしておくことで、
旬のレモンのおいしさを1年中味わえる小さな“魔法” が生まれます。
今日は、私が普段よく作っている
6つのレモン保存食を、作り方と一緒にやさしく紹介していきます。
どれも難しい工程はなく、国産レモンならではの香りや皮の薄さが引き立つレシピばかりです。
🌿 保存食づくりの前に:レモンを準備するときの基本
保存食は“皮ごと使う”ものが多いので、
準備の段階で少しだけ気をつけてあげると仕上がりがぐんと良くなります。
● 国産レモンは皮がやわらかく向いている
国産レモンはワックス使用が少なく、皮が薄いので
保存食づくりにぴったりです。
● 輸入レモンを使うときの注意
よく洗ってから使用。皮を使わない保存食なら問題ありません。
● 青いレモンと黄色いレモンの使い分け
青いレモン:香りが爽やかでフレッシュ
黄色いレモン:果汁が多く甘みがある
レシピによって使い分けると味わいが変わります。
● 保存瓶の消毒
煮沸して乾かすか、アルコールで清潔に。
保存食を長持ちさせる大切なステップです。
🍋 保存食①:塩レモン(万能調味料)
塩レモンは、レモンと塩だけでできるシンプルな保存食。
でも、香りの奥行きと深みがぐっと増し、
料理がまるでレストランの味になる“魔法の調味料”です。
■ 作り方(基本)
1.レモンをよく洗い、輪切りまたはくし切りにする
2.重さの10〜20%の塩をまぶす
3.煮沸消毒した瓶に詰める
4.冷蔵庫で2週間ほど寝かせる
使ううちにレモンから水分が出て、トロッとした旨味が生まれます。
■ おすすめの使い方
・鶏肉のソテーに
・白身魚の蒸し焼きに
・サラダのドレッシングに
・野菜スープにひとかけら
レモンの香りと塩の旨味が合わさり、一気にプロの味に。
🍋 保存食②:はちみつレモン(飲み物にもお菓子にも)
レモンのやさしい酸味とはちみつの甘みが体を包み込み、
疲れた日にもほっと癒される一品です。
■ 作り方
1.レモンを薄切りにする
2.はちみつをひたひたに注ぐ
3.一晩置けば完成
あとは冷蔵庫で保存するだけ。
■ 楽しみ方
・ホットレモン
・炭酸水で割る
・ヨーグルトやパンに
・お菓子作りのアクセントに
畑レモンで作ると、香りの立ち方が驚くほど違います。
レモンの花の香りの余韻までほんのり感じられる気がして、特別なおいしさです。
🍋 保存食③:レモン酢(健康を気遣う方に人気)
レモン酢は、レモンとお酢だけで作る簡単な健康ドリンク。
身体が疲れたときや、代謝を整えたいときにもおすすめです。
■ 作り方
1.レモンを輪切りにして瓶へ
2.上から酢を注ぐ(りんご酢が飲みやすい)
3.1〜3日寝かせれば完成
飲むときは水や炭酸水で割って。
■ 活用法
-ドレッシングに混ぜる
-肉の下味に使い、やわらかく仕上げる
-はちみつを加えて飲みやすくアレンジ
爽やかで軽やか、毎日続けたくなる味です。
🍋 保存食④:レモンシロップ(万能スイーツベース)
甘酸っぱいレモンシロップは、季節を問わず大活躍します。
■ 作り方
1.レモンの輪切り
2.同量の砂糖
3.重ねて瓶に入れ、数日待つだけ
シロップがたっぷり出てきたら完成。
■ 楽しみ方
・ソーダ割り(子どもにも人気)
・ホットレモン
・かき氷のシロップに
・パウンドケーキのアイシングに
輪切りのレモンも食べられるので無駄がありません。
🍋 保存食⑤:リモンチェロ(大人のレモン酒)
本場イタリアで飲まれている、レモンの皮で作る香り高いリキュール。
国産レモンの皮の薄さと香りの良さが最大限活きる保存食です。
■ 作り方
1.レモンの皮をピーラーで薄くむく
2.ウォッカに漬ける(1週間〜)
3.砂糖シロップを加える
4.冷凍庫で冷やして完成
わずかな量で香りが広がり、特別な日のお酒にぴったり。
あなたが普段、
ジントニックに畑レモンを絞って楽しんでいる
あの豊かな香りが、そのままお酒になったような味わいです。
🍋 保存食⑥:レモンのコンフィ(香り豊かな万能おやつ)
コンフィとは、果物を砂糖でやさしく煮て作るフランスの保存食。
レモンの皮が薄いからこそ、香りと食感がしっかり楽しめます。
■ 作り方
1.レモンをくし形または輪切りに
2.砂糖と少量の水で弱火でコトコト煮る
3.透き通ってきたら完成
■ 楽しみ方
・チーズケーキのトッピング
・紅茶に浮かべて香りづけ
・パンやヨーグルトに添えて
・お菓子作りの材料に
ふわっと広がるレモンの香りは、まさに“畑の恵み”そのもの。
🍋 保存食をよりおいしく、長く楽しむためのコツ
・保存瓶は煮沸消毒する
・取り出すときは清潔なスプーンを使う
・冷蔵庫で保存する(種類により1〜3ヶ月)
・色・香りに異変があったら無理に食べない
・小分けにして冷凍保存も便利
少しの工夫で、味も安全性もぐっと高まります。
🍋 畑のレモンを無駄なく使う幸せ
保存食を作っているとき、
レモンの香りがふわっと立ちのぼる瞬間があります。
そのたびに、春に咲いた花の甘い香りや、
夏に濃くなった葉の緑、
黄色く色づくまでの静かな成長を思い出します。
「ぜんぶ無駄なく、おいしく食べてあげたい」
という気持ちで作る保存食は、
季節を瓶に閉じ込めるような、小さな喜びです。
🍋 まとめ:レモンを一年中楽しむために
塩レモン、はちみつレモン、レモン酢、シロップ、リモンチェロ、コンフィ。
どれも作り方はシンプルなのに、
レモンの魅力を何倍にもふくらませてくれる保存食です。
自家製レモンの香りをぎゅっと閉じ込めた瓶を見るたびに、
「またレモンの季節が来るのが楽しみだなあ」と感じます。
次回は、レモンを使った料理レシピを紹介します。
保存食を活かした“簡単でおいしいレモン料理”をお届けしますので、どうぞお楽しみに🍋✨


コメント