モロヘイヤってどんな野菜？夏に食べるべき理由
モロヘイヤは「野菜の王様」とも呼ばれるほど栄養価の高い夏野菜です。原産はエジプトで、古代から健康維持や疲労回復に活用されてきました。
特に注目すべきは、夏バテしやすいこの時期にぴったりな“ねばねば”成分。食欲が落ちやすい夏でも、胃腸を助け、体の内側から元気をサポートします。
味にクセが少なく、スープやお浸し、炒め物など様々な料理にアレンジしやすいのも魅力です。
モロヘイヤの栄養価と健康効果がスゴい！
モロヘイヤは「栄養の宝庫」とも言える野菜で、以下のような成分が豊富に含まれています。
- β-カロテン
- ビタミンC・B群
- カルシウム
- カリウム
- 鉄分
これらの成分により、免疫力向上・疲労回復・貧血予防・美肌効果など、多くの健康メリットが期待できます。
また、ねばねば成分「ムチン」「ペクチン」は胃腸を保護し、消化を助ける働きも。
夏バテや食欲不振のときに、モロヘイヤは頼もしい存在です。
モロヘイヤのおすすめレシピ3選｜簡単で美味しい！
1. モロヘイヤのエジプト風スープ
材料（2人分）
・モロヘイヤ（葉のみ）…1袋（約100g）
・鶏ガラスープの素…小さじ2
・水…400ml
・にんにく（みじん切り）…1片
・ショウガ（すりおろし）…少々
・塩・こしょう…少々
・オリーブオイル…小さじ1
作り方
1. モロヘイヤをさっと茹でて刻む。
2. 鍋にオイルを熱し、にんにく・ショウガを炒める。
3. 水と鶏ガラスープを加え、モロヘイヤを入れて煮る。
4. 塩・こしょうで味を整える。
2. モロヘイヤのおひたし
材料
・モロヘイヤ（葉）…1袋
・醤油…小さじ2
・かつお節…適量
・オクラや納豆（お好みで）…適量
作り方
1. 茹でたモロヘイヤを刻む。
2. 醤油をかけ、かつお節をトッピング。
3. お好みでオクラ・納豆を加えてもOK。
3. モロヘイヤと卵の炒め物
材料
・モロヘイヤ（葉）…1袋
・卵…2個
・ごま油…小さじ2
・醤油…小さじ1
・塩・こしょう…少々
作り方
1. モロヘイヤを刻み、ごま油で炒める。
2. 溶き卵を加えて混ぜ炒める。
3. 醤油と塩こしょうで味付けして完成。
モロヘイヤをもっと楽しむ保存方法＆選び方
新鮮なモロヘイヤの見分け方
- 葉が濃い緑色でツヤがある
- ハリがあり、しおれていない
- 茎が太すぎず、みずみずしい
保存のコツ
・濡らしたキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて野菜室へ（2〜3日以内に使い切る）
・長期保存する場合は茹でて刻み、小分けにして冷凍。約1ヶ月保存可能です。
モロヘイヤを育ててみよう！家庭菜園のポイント
育て方の基本
- 種まき時期：5月〜6月
- 育てる場所：日当たりの良い場所（プランター・地植えOK）
- 土の条件：水はけのよい土を使用
収穫とお手入れ
・葉が20cm程度になったら先端を摘み取る
・収穫を繰り返すことで脇芽が育ち、長く楽しめる
・無農薬で育てれば安全で美味しいモロヘイヤを楽しめます。
夏バテ対策に！モロヘイヤを食卓と暮らしに取り入れよう
栄養価の高さと調理のしやすさから、モロヘイヤは夏の食卓に欠かせない存在です。
スープやおひたし、炒め物など様々な形で楽しめ、健康効果も抜群。
保存や栽培のコツを知っていれば、無駄なく最後まで美味しくいただけます。
この夏は、モロヘイヤのパワーを味方に、元気に暑さを乗り切りましょう！
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