秋の実りと、畑から届くたくさんの幸せ

こんにちは！「畑とジャムと。」の内田朱美恵（うちだすみえ）です。
秋も深まり、畑からはたくさんの実りが届く季節になりました。
カブ・大根・ネギ・りんご・なし・シャインマスカット……。
夏の間ずっとお世話になったナスも、いよいよ最後の収穫を迎えました。
今回はその秋の恵みをご紹介します。

🍎 最初に大好きなフルーツたち

りんごは「ふじ」の季節が始まりました。
まだ蜜は入っていませんが、ひと口食べた瞬間、
「やっぱり美味しい！」と声に出てしまうほどの甘さと歯ざわり。

そして、初めて食べたシナノゴールドは驚きの美味しさでした。
甘さと酸味のバランスがよく、果汁たっぷり。
酸味好きの私は、一瞬でお気に入り品種になりました。

パートナーが育てている梨は今年 3つだけ実った特別な梨。
甘くてジューシーで、「手作りでここまで!?」と感動する出来栄えでした。

シャインマスカットも毎年お世話になっていますが、
木で追熟させて食べられるのは生産者の特権ですね。
この時期は実の色が黄色くなり、甘さが増して
まるでライチのような味わいに。

スーパーでも少し黄色いシャインマスカットを見かけるので、
甘いものが好きな方はぜひ試してみてください。

カブや大根の収穫がスタート。
我が家ではあやめ雪カブ、白カブ、大根、紫大根を育てています。
冬の食卓を長く支えてくれる大切な野菜たちです。

ピーマンはまだ元気に収穫できます。
自分で育てると実付きが良いので、家庭菜園でもおすすめの野菜。

ナスは夏の間ずっと楽しませてくれましたが、いよいよ最後。
感謝の気持ちを込めて、最後まで美味しくいただきます。

・大根は、父が大好きななますに。
　この日は自家製レモンを使ったレモンなますに挑戦。
　爽やかで、さっぱりとした味わいに仕上がりました。

・紫大根はカンタン酢漬けに。
　紫大根は酢と合わせると鮮やかな赤色に変わるのが魅力です。

・ピーマンは定番の じゃこ炒め に。
　毎日食べても飽きず、ご飯が進む常備菜です。

・最後のナスは、種が固くなっていたので煮浸しに。
　炒めてからだし汁で軽く煮込み、シイタケと車麩も加えました。
　甘めのやさしい味に仕上がり、だし汁まで美味しくいただけました。

野菜を育てると、「美味しく食べる楽しみ」もセットでついてきます。
手間はかかりますが、素材に合わせて料理をする時間は
私にとって大切で愛しいひととき。

日常の小さな幸せに「ありがとう」と思える——
そんな暮らしをこれからも大切にしていきたいです。

次回は 11月の畑の様子をお届けします。お楽しみに！