🍋 日本のレモン事情:国産と輸入レモンのちがいをていねいに解説

季節のレシピ

こんにちは!
「畑とジャムと。」の内田朱美恵(うちだすみえ)です。

畑のレモンが黄色く色づき始めると、冬の訪れを感じます。
毎朝畑に出て、風に揺れる小さなレモンを眺めていると、
植物は季節に合わせてちゃんと準備をしているのだなあ、としみじみ思います。

今では一年を通してスーパーでレモンを見かけますが、
店頭には国産レモンと輸入レモンが並んでいることをご存じでしょうか。
「どんな違いがあるんだろう?」
「皮まで使えるレモンはどれ?」
そんな読者の方の疑問に、おだやかに寄り添いながら、
今回は日本に流通するレモンの特徴をていねいにお話ししていきます。

日本に流通するレモンは大きく2種類

今、私たちが気軽に手に取れるレモンは、
国産レモンと輸入レモン(主にアメリカ産)の2つに分かれます。

日本ではレモンの国内生産量が限られているため、
流通量の多くは輸入レモンが占めています。
その一方で、冬から春にかけては国産レモンが多く店頭に並びます。
季節によって見かけるレモンの種類が変わるのは、このためです。

輸入レモンは一年中手に入り、価格も安定しているため、
暮らしの中ではとても頼りになる存在。
一方で国産レモンには、旬ならではのみずみずしさと香りがあります。

どちらにも魅力があり、使い分けることで
レモンの楽しみ方はぐんと広がります。

国産レモンの特徴:香りの高さと安心感

国産レモンの一番の魅力は、なんといっても皮まで安心して使えること。
日本の生産者さんは農薬やワックスの使用を控えていることが多く、
香りがしっかりしていて、風味もやわらかです。

主な産地は広島・愛媛・和歌山など。
冬から春(12〜3月ごろ)が旬で、
店頭でも「国産レモン」や「瀬戸内レモン」といった表記がよく見られます。

私の畑でも毎年冬になると、小さな黄色の実がたわわに実ります。
まだ朝露の残るレモンを手に取ると、
皮からふわっと優しい香りが広がり、思わず深呼吸したくなります。

料理やお菓子作りに限らず、
砂糖漬け、シロップ、レモンピールなど皮を使うレシピにも最適。
もちろん、手作りジャムにもよく合います。

輸入レモンの特徴:通年手に入る頼もしい存在

輸入レモンはアメリカやチリ産などが中心で、
一年を通して安定して手に入るのが大きなメリットです。
価格も比較的手頃なので、レモン水や料理の仕上げに
さっと使いたいときに重宝します。

一方で、輸送中の品質を保つために
防カビ剤(ポストハーベスト)が使用されることがあります。
これ自体は食品衛生法の基準を満たしたうえで使用されるため、
通常の料理用途では問題なく使えます。

ただ、皮をたっぷり使うレシピの場合は、
少し注意してあげると安心です。

皮を使うときのポイント

よく洗う(ぬるま湯+野菜用ブラシなど)

できればワックス・防カビ剤使用の少ないものを選ぶ

不安なときは「果汁だけを使う」という選択肢も

丁寧に扱ってあげるだけで、輸入レモンも暮らしの中の強い味方になります。

国産と輸入レモンの違いをやさしく比較

それぞれの特徴をシンプルにまとめると、こんなイメージです。

項目国産レモン輸入レモン
冬〜春通年
香り強くてフレッシュ安定した香り
皮の使いやすさとても使いやすい洗浄や注意が必要
価格やや高め安定して手頃
向いている用途お菓子・皮を使うレシピ果汁・日常使い

「どちらが良い・悪い」ではなく、
暮らしのシーンに合わせて選ぶのがいちばんなのだと思います。

上手に使い分けるコツ

たとえば、こんな使い分けはいかがでしょうか。

毎朝のレモン水やレモンティーに…
 → 入手しやすい輸入レモンで十分おいしい

皮をすりおろすお菓子や、レモンピールを作りたいとき…
 → 国産レモンが安心で香りも豊か

鶏肉や魚の仕上げにさっと絞りたいとき…
 → 大きめの輸入レモンが便利

保存食やジャム作りに…
 → 皮ごと使える国産レモンが向いている

私自身は、ジャムを作るときには
畑で大切に育てた国産レモンを使っています。
皮を刻むときの香りのふくらみは、
やっぱり国産ならではだと感じています。

まとめ:どちらのレモンも、暮らしの味方

国産レモンには旬ならではの香りと安心感があり、
輸入レモンには一年中そばにいてくれる頼もしさがあります。

それぞれの良いところを知っておくことで、
毎日の料理やおやつ作りがより豊かになります。
あなたの暮らしに合ったレモンを、ぜひ選んでみてください。

次回は、
「失敗しないレモン選び:おいしいレモンの見分け方と保存のコツ」
をていねいにお届けします。
畑のレモンが食べごろだからこそお伝えしたい、
小さな知恵をまとめていきますので、どうぞお楽しみに。

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