品種ごとの違いを知ると、いちごはもっと楽しい

いちごと春の台所

こんにちは。
「畑とジャムと。」の内田朱美恵(うちだ すみえ)です。

ひとくちに「いちご」と言っても、
実は、味も香りも、向いている食べ方もさまざま。

甘いもの、
酸味がしっかりあるもの、
やわらかいもの、
火を入れると力を発揮するもの。

今回は、
私がこれまで食べてきた中で印象に残っている品種を中心に、
「こんな違いがあるんだな」という目線でご紹介します。

専門的な話ではありません。
暮らしの中で感じた、素直な感想です。

🍓 あまおう― 名前のとおり、甘さが主役

赤くて大きくて、存在感のあるいちご。
スーパーでも、いちご売り場の主役のような存在です。

・甘みが強い
・酸味は控えめ
・生でそのまま食べたい

「今日はちょっと贅沢したいな」
そんな日に選びたくなるいちごです。

🍓 とちおとめ― 甘さと酸味のバランスがちょうどいい

昔からなじみのある品種。
どこか安心する味わいです。

・甘さと酸味のバランスが良い
・香りがしっかり
・生でも、加工でも使いやすい

ジャムにすると、
いちごらしい香りがきれいに残る印象があります。

🍓 紅ほっぺ― いちごの「濃さ」を感じる品種

名前のとおり、
ほっぺが赤くなるような、しっかりした味。

・果肉がややしっかり
・酸味があり、味が濃い
・火を入れても負けない

私は、
ジャムやコンポートに向いているいちごだと思っています。

🍓 章姫(あきひめ)― やさしくて、やわらかいいちご

細長い形で、やわらかい果肉。
口に入れたときのやさしさが印象的です。

・酸味が少ない
・みずみずしい
・小さなお子さんや、体調のすぐれないときにも

第1回で書いた
「風邪のときに食べたいいちご」
あの記憶にいちばん近いのは、このタイプかもしれません。

🍓 やよい姫― 群馬生まれの、まろやかな甘さ

やよい姫は、群馬県生まれのいちご。
この土地で暮らしていると、どこか身近に感じます。

・酸味が少なく、やさしい甘さ
・果肉がしっかりしていて傷みにくい
・日持ちがよい

派手さはありませんが、
毎日の食卓にすっとなじむ味。

そのまま食べても、
ジャムにしても、
やよい姫らしい穏やかな甘さが残ります。

🍓 かおり野― 香りを楽しむいちご

袋を開けた瞬間、
ふわっと広がる、いちごの香り。

・香りがとても豊か
・甘みがあり、酸味は控えめ
・加工すると個性が際立つ

ジャムを作っている間、
キッチンいっぱいに香りが広がるのも、この品種。

「作る時間も楽しみたい」
そんな方におすすめしたいいちごです。

🍓 品種で、向いている食べ方が違う

いろいろ食べてみて感じるのは、
品種ごとに、得意な食べ方が違うということ。

・生で楽しむなら → 甘みの強い品種
・ジャムや保存食なら → 香りや酸味のある品種

どちらが良い・悪いではなく、
どう食べたいかで選ぶ。

それだけで、
いちごとの付き合い方が、ぐっと楽しくなります。

最後に

いちごの品種を知ることは、
知識を増やすことではなく、
自分の好みを知ることなのかもしれません。

甘いのが好き。
酸味がある方が好き。
生で食べたい。
ジャムにしたい。

その日の気分や体調に合わせて、
いちごを選ぶ。

そんな暮らしができたら、
果物のある毎日は、もっとやさしくなる気がしています。

次回は、
「いちごとジャムの相性」について書いてみようと思います🍓

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