品種で変わる、いちごジャムの味わい― ジャムにすると見えてくる個性 ―

いちごと春の台所

こんにちは。
「畑とジャムと。」の内田朱美恵(うちだ すみえ)です。

いちごの品種については、以前の記事でもお話ししました。
甘さや酸味の違い、食べ比べの楽しさ。

でも実は――
ジャムにすると、いちごはまた別の顔を見せてくれます。

今日は、
品種ごとの「ジャムにしたときの違い」について
私が感じていることをお話しします。

生で美味しい=ジャム向きとは限らない

生でとても甘くて美味しいいちごが、
ジャムにすると少しぼんやりすることがあります。

逆に、
生では酸味が強いかな?と思ったいちごが、
ジャムにすると驚くほど深みのある味になることも。

火を入れることで、
甘さ・酸味・香りのバランスが変わるのです。

甘みの強い品種の特徴

甘みの強い品種は、
砂糖を控えめにしても十分な甘さが出ます。

ただし、
酸味が少ない場合は
味の輪郭がやわらかくなりがちです。

そんなときは、
レモンを少しだけ効かせると、
味がきゅっと引き締まります。

酸味のある品種の魅力

酸味のあるいちごは、
ジャムにしたとき、とても力強い味になります。

色も鮮やかに出やすく、
“いちごらしさ”がはっきり残ります。

少し酸っぱいかな?と思ういちごも、
ジャムにすると本当に素敵な存在になります。

水分量の違いも、実は大きい

品種によって、水分量も違います。

水分が多いと煮詰め時間が長くなり、
とろみが出るまで少し根気が必要です。

水分が少なめのいちごは、
早く仕上がりますが、
焦げつきやすいので火加減が大切です。

同じ分量、同じレシピでも、
出来上がりは毎回違います。

それが、いちごジャムの面白さです。

いちごと向き合う時間

ジャム作りは、
「この品種だからこう」と決めつけるものではなく、

目の前のいちごを見て、
香りを感じて、
味を想像して作るもの。

同じ品種でも、
その年の天候や収穫時期で変わります。

だから私は、
いちごを煮ながら
「今日はどんな味になるかな」と
少し楽しみにしています。

次は、実際に作り比べてみます

実際に、違う品種で同じ条件でジャムを作ったら、
どれほど違いが出るのでしょうか。

今度は3品種で作り比べて、
色や香り、とろみの違いを検証してみようと思っています。

その結果は、
番外編としてご報告しますね。

どうぞお楽しみに🍓

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