品種でこんなに違う。いちごジャムを3種類で作り比べてみました

いちごと春の台所

― とちあいか・かおり野・とちおとめの味と香りの違い ―


こんにちは。
「畑とジャムと。」の内田朱美恵です。

いちごジャムは、
どの品種で作っても同じように思えるかもしれません。

でも実際に作ってみると、
味も、香りも、色も、
驚くほど違いがあることに気づきます。

今回は、

・とちあいか
・かおり野
・とちおとめ

この3つの品種で、
同じ作り方・同じ割合でジャムを作り、
その違いを比べてみました。

同じいちごでも、
ここまで個性が出るのかと、少し驚いています。

もし、
どのいちごでジャムを作ろうか迷っている方の
参考になれば嬉しいです。


今回のジャム作りの条件

今回の比較は、
できるだけ同じ条件で行っています。

いちごの品種による違いが分かるように、
分量や工程は統一しました。


今回の分量

・とちあいか:450g
・かおり野:710g
・とちおとめ:215g

※手に入った量の関係で、品種ごとに分量が異なります。
ただし、砂糖とレモン汁はそれぞれの重さに対して同じ割合で調整しています。


基本の割合

・グラニュー糖:いちごの重さの50%
・レモン汁:いちごの重さの3〜5%


下ごしらえ

いちごにグラニュー糖をまぶし、
時間をおいて果汁をしっかり引き出します。

・丸ごと:8〜12時間
・1/2カット:3〜5時間
・1/4カット:1〜3時間

砂糖の浸透圧によって、
いちごの中の水分(エキス)がゆっくりと外に出て、
果肉に透明感が出てきます。

この状態になると、
煮崩れしにくく、きれいな仕上がりになります。


加熱

沸騰してから15〜20分ほど、
アクを取りながら弱めの中火で加熱します。


仕上げ

レモン汁は仕上げ直前に加えます。
最後にひとつまみの塩を加えることで、
いちごの香りがより引き立ちます。


同じ条件で作っても、
いちごによって仕上がりは驚くほど変わります。

その違いも含めて、
楽しんでいただけたら嬉しいです。

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